高齢者は特に注意 薬の都合で水分の摂取を控える人も…医師に聞く熱中症対策 大分

2025年07月02日 19:00更新

連日、大分県内でも確認されている熱中症の患者。医師は特にリスクが高い高齢者は注意して欲しいと話します。

 

 

◆大分県立病院救命救急センター山本明彦所長

 

「熱中症になるのは高齢者が多い。高齢者だと薬の都合で水分の摂取量を控えるようにと言われている人もいる。普段飲んでいる(水分)量よりも多めに、少なくとも汗がかける状態までは飲んでほしい」

 

 

 

救急車で運ばれる人も増加傾向にあり、中にはこんなケースもあったといいます。

 

 

◆大分県立病院救命救急センター山本明彦所長

 

「最近あった例としては(県立病院の)患者の付き添いの人が駐車場で車で待っているだけで調子が悪くなって、熱中症のかなりひどい状態で来たという事案がある」

 

 

気分が悪くなり熱中症かもしれないと感じた時にはどのような行動をとれば良いのでしょうか。

 

 

 

 

 

◆大分県立病院救命救急センター山本明彦所長

 

「まずは身体を休めること。出来れば涼しいところで水分をとってもらう。休んでいいですよと言ってくれるところがたくさんあるから躊躇なくそういうところで休憩をして、できれば水分をとってもらって、(意識が)もうろうとなってきそうだったら出来るだけ救急車を使っていいと思う。特に高齢者は」

 

 

これから迎える本格的な夏。

 

 

危険な暑さに対する対策を日々心掛けることが大切です。

 

 

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